エピソードX
W−CUP2000志賀高原











オリンピックでも使われた焼額山
のGSコースです

 2月26 27日と志賀高原でスノーボードのW−CUPが開催されました。26日は焼額でGS、27日は上林でハーフパイプ競技をNAGANOオリンピックのコースを使って行ない、ぼくも今週は疲れもたまっていたので観戦することにしました。
 26日は昼頃ノコノコと会場について4人乗りのゴンドラで頂上に向かいます。そうしたらすぐ後の人たちがグループらしくてぼくのゴンドラに乗ろうとしないんですよ。混んでいるし係の人は「どなたか同乗してください」と叫んでいるし、「ぼくのせいじゃないからね」と思っていると、うしろのほうからボードを小脇にした大男が走ってきて乗りこんできました。胸に「バルディゼール」のネーム入りの真っ白いダウンを着ています。そうなんです。バルディゼール(仏)出身の、いま世界No,1で今回の最有力候補のマチュー・ボゼット選手でした。「エピソードT」の「NAGANO’98」で紹介したレバグリアティ選手が優勝したGSのレースでは3位になり、その時のSLのレースでは金メダリストになった選手です。スポンサードされているボードのメーカーが「F2」ということで、「今ぼくのウィンドサーフィンのボードは「ファナティック」だけれど、その前は「F2」だったんですよ」と言ったらその話でズーっと盛り上がって、頂上で「優勝してください」といって別れたけれど、今回は旗門不通過で失格してしまい残念でした。次回に頑張ってください。
FIS史上最強のレーサー マチュー・ボゼット選手

  27日はハーフパイプです。初めてW−CUP級の演技を目の前で見たけれど、イヤァ凄いのなんのって。向こう側の壁のうえでクルっとまわって、凄いスピードでこっちに向かってきて、壁の真下で視界から見えなくなったと思ったら、ロケットのように上昇してきて上空でクルクルっとまわって、エッジに削られた氷がぼく達観客の顔にサーッと振りかかったなと思ったときにはもう反対側の壁を上昇しているんですから。
上林スキー場のオリンピックコース
を使いました
181cmの長身で大迫力のエアー、宮脇健太郎選手です
入場券です
 男子予選の1回目が終わって女子の予選の始まる前に、ぼくの目の前で優勝候補No,1の宮脇健太郎選手がファンに囲まれてサイン攻めにあっていました。背は高いし頭は金髪でけっこうカッコいいんですよ。そしたらぼくの隣に座って観戦している夫婦がみょうに嬉しそうに見つめているんですよ。
 「もしかして宮脇選手のご両親じゃないですか?」
 「そうなんですよ。白馬村から初めて息子の試合を見に来たんです。去年はW−CUPなどとんでもなくて、お母さん W−CUPの選手ってメチャメチャうまいだゼ などと言っていたのにね」
と話していました。宮脇選手は今年1月のベルヒテスガーテン(独)で日本の男子初のW−CUPチャンピオンになっています。しばらくは目の離せない存在です。

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