エピソード\
グラトリ

この雑誌があればぼくにもグラトリができそうだ。っていっても簡単そうに見えてむずかしいんですね

今シーズンに入る前にやる気はあったんです。だからこの板をゲットしておいた。BTMにフローの真っ白のセットって、ちょっと未来的でなかなかGOODでしょ。
グラトリっていってもスノーボーダーじゃないかぎり、わからないですよね。むかしスキーでも音楽に合わせて縦系、横系の回転でクルクル回りながら斜面を滑ってくる競技があったんです。名前は忘れた。そのころ岩原スキー場でマイク真木(真木蔵人のお父さんですね)がやっていて、見入った記憶があるな。ぼくだってスライド360°くらいはできますからね。それをスノーボードのフリーランの時にやるといえばわかってもらえるかな。

湯田中に住む友人の息子は今24歳なんだけれど、スノーボードを始めたのはぼくよりも遅いんです。当時は友人に「息子と遊んできて」なんていわれて志賀で滑ったりしていたけれど、さすがジモティー、先日一緒に滑りに行ったら、パークに張り付いていて540°を軽く決めてしまうんだから恐れ入ってしまいます。もうまるで遊んでくれそうもなくなってしまいました。

ぼくはいつかイントラが教えてくれた「転ばなければ怪我はしない」ということをかたく信じていて、スキーでもスノーボードでも転ばないようになるべく地面から離れない滑りをしていました。スキーだったらちょっとは上手いからジャンプくらいはするけれど、スノーボードは両足が離れないからバランス崩したら戻すことがむずかしいんです。だからいつも雪面にぺったりくっついたフリーラン専門で、カービングで刻んでターンすることだけを楽しんできました。

でも最近なにか燃えてこないのですよ。このままだったら飽きてきてスキー一辺倒になってしまいそうです。そんな思いでいたら久しぶりに山で会った友人の息子@24才が「今日の最後のランはフリーにして、グラトリをお見せしましょう」といって、焼額山の上から下までクルクルクルクル回りっぱなしで滑っていきます。ぼくのトップスピードで付いていくのがやっとという速さでですよ。そして麓について車に戻ったときに貸してくれた雑誌がこれです。

「これだよ」マジ、そう思いました。今シーズン初めにはグラトリやりたいなんて思いもあったけれど、教えてくれる先生もいないし、雑誌もないし、ビデオだって持っていないし。でもお手本も見たし、貸してくれたこの本があればぼくにも少しは遊べるんじゃないかな。と思っていたらもう3月なんだ。今年は無理だ。残る1ヶ月で練習してオフシーズンはこの本を読んでイメトレして、来シーズンには志賀高原の上から下まで、オーリーからB1をスタイリッシュに決めて、スイッチでテールプレスからノーズプレスにワンエイティして、壁のキッカーでワンメイクだ。ウーンまず用語集から読まなきゃダメだ。



ひじ・ヒップ・膝にウレタン巻いて、転倒しても万全の構えはできています

BACK
HOME