すごいバッグを発見


 僕の友人にコマイさんという人がいます。2〜3年前に60歳を過ぎたけど、ハンドバッグ好きにかけてはバカを通り越しています。いまは田園都市線「たまプラーザ」駅前の東急ショッピングセンター1Fで「INOUE SACS」というバッグ屋さんを経営して、世界中から自分の気に入ったバッグを探し出して、売っています。もちろんアイソラのサイフも置いてもらっています。

 そのコマイさんのコレクションにすごいバッグがありました。写真のボディバッグのことなんですが、もう20年ほど前にイタリアで手に入れたそうです。去年ほんのちょっと市場に出て、あいかわらず線香花火で終わってしまったボディバッグが、そんな前からイタリアでは売られていました。きっとはるか昔から伝統的なデザインとして作られ続けてきたのだろうと思われます。日本では商業的に考えて絶対に生産されることがないデザインです。イタリア人の趣味の多様性やセンスの奥深さを感じるとともに、日本のマーケットの画一性を考えてしまいました。

 そしてこのバッグが80年代前半の幻のブランド「ジャディ・ルイザjadiーluisa」なんです。ジャディはとっくに廃業しちゃったんですけれど、なんか嬉しくなりますね。コマイさんはもちろんこのバッグを使っているわけではなく、壁にかけてマガジンラックにしています。けっこうカッコいいおじさんがいるもんです。


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